水戸ごうまん

過去はもちろん、現在においても未来においても、

国民は常に、世界中で未熟である。


したがって、「成熟した判断ができる国民」という民主主義の暗黙の前提は、


永遠に成り立たない。


民主主義にはどうしても大きな修正を加える必要があります。

藤原正彦　国家の品格より


これに修正をくわえるのが真のエリートなのだそうだ。




真のエリートとは第一に、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった

何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけていること。

そういう教養を背景として、庶民とは比較にもならないような圧倒的な総合判断力を持っていること。



第二条件は、「いざ」となれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があること。


この真のエリートが、今日本からいなくなった。

もちろんこの真のエリートは国民を欺くようなことはしない。




NHKの坂の上の雲の明治のエリート達をみるに

先達の日本人は偉かったのに・・・・・・。