水戸ごうまん

昨夜のテレビ番組「ルビコンの決断」は面白かった。

大阪市の税金の無駄使いを、大阪のおばちゃん二人がオンブズマンとなって

正していく実話。

市営バスの経費削減から始まって、清掃公社の予算削減、公社解体まで。


市営バス（赤バス）の経路を徹底的に検証し、利用頻度や時間まで

データをとり

市にデータを突きつけ経費削減を迫った。


地下鉄の清掃業務の予算については２４億円を半分の１２億円まで

削減させ、しいては清掃公社の解体の引き金となった。


地下鉄の清掃を請け負っている価格が㎡４５円で、平均的な他の会社の清掃費用㎡１５円


の３倍であったことを突き止めた。


清掃現場に張り込み、毎日清掃していることになっているが


実際は週に２，３日しか清掃しておらず、その差額が不正に請求されていることもつかんだ。


７０何歳のおばちゃんが段ボール何箱もの決算書類を、中小企業の経理経験から

チェックし、おかしな所を説い正す。.



本当は、市民のための公務員が１円でも税金を無駄にしないよう、知恵を絞り汗を流して

真剣にしなければならないこと。


それが、いつしか自分たちのための税金の使い方ばかりに頭を使うようになっていまったのか？




この二人のおばちゃんはすごかった、見ていて敬意を表しました。